【お茶の種類】 緑茶 青茶 紅茶 発酵で区分けしてます

 お茶の種類は、産地や茶樹の品種、栽培方法や製法によって、いろいろな区別の仕方があります。

 
 
 産地で分けたり、品種で分けたり、製法で分けたり

 

 産地では、日本の宇治茶、中国の龍井茶、台湾の凍頂茶、梨山茶、インドのアッサム茶などがありますね。茶樹の品種では、台湾茶の場合、青心烏龍、青心大冇 、 四季春、 金萱などがあります。栽培方法では、日本茶の玉露やかぶせ茶の名前はお聞きになったことがあるでしょう。

 
 お茶の種類を区別する方法で、産地や品種や栽培方法に関わらず、どんなお茶でも区分けできるのが、作りかた、製法による区別です。
 
 
 

お茶を発酵の度合いで色分け 

 製法によって区別する場合、主にどれだけ発酵させるか、発酵の程度で色分けされています。

  

中国茶 台湾茶 お茶の種類 

  緑茶・・・不発酵茶 
  青茶・・・半発酵茶 青茶の製法を簡素化して加熱もしない白茶もあります
  紅茶・・・全発酵茶
  黒茶・・・後発酵茶 弱く後発酵させた黄茶もあります 

 
 
 

お茶の酵素で発酵したり、微生物で発酵したり

 
 お茶の場合、発酵は茶葉自体に含まれる酵素によって進んで行くものです。

 
 摘み取ったらすぐに加熱して発酵を止めてしまうのが不発酵茶である緑茶です。

 
 ある程度発酵させてから酵素の働きを止めるのが、烏龍茶に代表される半発酵茶です。台湾のお茶の多くは半発酵茶で、どんな品種のお茶をどこまで発酵させるか工夫して、いろんなお茶のバリエーションを生み出しているのが台湾茶の特徴です。

 
 酵素でフルに発酵させるのが、紅茶です。台湾では、中部の名勝地、日月潭の周辺で日本統治時代にインドからアッサム種が持ち込まれて、作り始められました。

 
 緑茶のようにすぐ酵素の発酵を止めたお茶を、後から微生物の働きで発酵させるのが黒茶です。黒茶の代表が、中国雲南省の特産品、プーアル茶です。

 
 
 

紅茶の起源はヨーロッパへの長い船旅なのか? 

 紅茶の起源として、インドや中国などアジアの国からイギリスなどヨーロッパの国へ、緑茶を帆船に乗せて運んだら、長い船旅の間に熟成され、偶然紅茶が出来たんだ、なんてことが、まことしやかに語られていますが、そうではありません。紅茶の風味は酵素による発酵がもたらすもので、緑茶が微生物の作用で偶然うまく熟成されたとしても、出来るのは黒茶です。

 
 黒茶の代表、プーアル茶の起源は、南の雲南省で採れたお茶を円盤状に固めて、馬の背に何個もまとめて縛り付け、北方の消費地までえっちらおっちら運ぶ長旅の途中、微生物の働きで後発酵が進んで、独特の風味を持つお茶ができたことからと言われています。

 
 次回からは、緑茶、青茶、紅茶、黒茶など、それぞれのお茶の種類の特徴をご紹介して参ります。

 
 
-【お茶の種類】緑茶 -

 

 


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