台湾ではそろそろ忘年会 "尾牙” の時期です

今日1月17日は旧暦では12月1日になります。今年旧暦の元日は2月16日です。
だから、台湾は今、日本でいう師走に入ったところです。

 
師走の風物詩といえば、忘年会ですね。台湾は旧暦の12月になると
台湾式の忘年会、”尾牙”(北京語ではウェイヤー、台湾現地のホーロー語では
ボエゲエとかペェゲエと聞こえる発音です)が開かれる時期になります。

 
シッポのキバが何で忘年会だろう?って、疑問に思いますよね。
台湾で広く信仰を集めている道教では、その土地々々の土地公、
いわゆる土地神様に毎月2回、ごちそうなどのお供え物を捧げて、お祭りをします。

 
それを”做牙”(北京語:ツオヤー、ホーロー語:ゾオゲエ)というのですが、
土地神様に捧げたお供え物は、お祭りのあと、お下がりとして皆で食べるのです。

 
一年の最後、つまり一年のシッポの做牙を”尾牙”と呼んで、普段よりも
思いっきり盛大にお祭りして、ご馳走づくめのお下がりを
皆でワイワイ楽しくいただくようになり、それが台湾式の忘年会となりました。

 
土地神信仰は、商売繁盛など現世でのご利益を求めるところがあり、会社や商店を
単位として、お祭りなども行われてきたので、台湾式の忘年会も会社や商店といった
職場単位で行われるのが普通です。

 
今の台湾では、儲かった大企業の”尾牙”はとても派手な催しとなり、一流ホテルの
ホールを借り切って社員が一同に会して、飲めや歌え、いろんな出し物をやったり、
中には芸能人を呼んでショーをやったり、お楽しみ大抽選会では、賞として現金が
飛び交ったり、車が賞品に出たりすることもあるそうです。

 
私が駐在していた台中の会社は、従業員30人位の中小企業でしたので、”尾牙”も
ささやかなものでしたが、それでも、レストランで食べ飲み放題、社員が次々に
入れ替わり立ち替わり、乾杯、乾杯と来るのでたいへんでした。
いや、自分はお茶がいいんだよ、なんて絶対言えないですから。

 


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