大雪でたいへんな日本、台湾だったら停班停課なのに

1月22日の月曜日は、南関東も昼前から雪がどんどん降って、
気温も上がらないので、雪はズンズン積もりました。

 

大雪の梅林 まるで樹氷のよう 

2014年以来、数年ぶりの大雪だそうで、天気予報はズバリ的中しました。
なのに、東京都心は公共交通機関や高速道路など軒並みマヒ状態、
バスやタクシーを何時間も待ったり、トンネルに何時間も閉じ込められたり、
ノーマルタイヤの車で立ち往生したり、都心の積雪24㎝でたいへんな事態です。

 
天気予報で早くから判ってた筈だから、会社や学校は休めばいいのに、と
思うのですが、横並びで様子見して、他に合わせる日本の風土では
なかなかそうはいかないもののようです。

 
ならば、お上(政府や地方自治体)が皆休め!と言ってくれたらいいのに、
と思ったことありませんか。

 
実は台湾では、それやっているんですね。地元の地方自治体が
お触れを出して、今日は休みなさいと指示をするのです。

 
台湾は南国なので、さすがに大雪はないですが、台風の直撃が多い
お土地柄なので、台風の予想進路に当たる地方自治体(市や県)が
「停班停課」(仕事も学校も休み)
「上班停課」(仕事は休まず、学校は休み)
とTVやラジオ、ネットでお触れを出すのです。

 
台湾に駐在して、初めて「停班停課 」の事態に遭遇した時は、
そんな仕組みとは露知らず、危うく台風の中を出勤してしまいそう
でしたが、現地の社員が気を利かせて電話を呉れて教えてくれたので、
危機一髪回避できました。

 
日本の場合は、空振りに終わったときの責任や、民間ビジネスへの
ダメージなどを気にするので、お役所もそんなお触れは出したくない
のでしょうね。

 
昨23日、草津白根山が突然噴火して死傷者が出るという惨事が起こりました。
どうして火山の警戒レベルを上げられなかったのか、という声もありましたが、
ここに限らず、地元が嫌がるのでおいそれと上げられないという側面があり、
よっぽど目に見えて活発な火山活動のあるところだけに限定されるのですね、
警戒レベルを上げるのは。

 
数年前、箱根大涌谷の警戒レベルを引き上げたときも、地元の反発は凄まじかった
といいます。生活がかかっているのですから、当然といえば当然ですが。

 
もっとうまいやり方があるのでは、と思いますし、台湾のやり方を見習うと
よいのではないでしょうか。でも、その為には我々日本人皆がもっと
おおらかになる必要がありますね。

 


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