沖縄が梅雨入り、台湾もそろそろでしょうか
気象庁によれば、今日5月8日沖縄地方が”例年より1日早く梅雨入りした”とみられるとのことです。
沖縄より南西にある台湾でも、5月の中旬ごろに梅雨入りすることが多いようです。ちなみに今年はまだ梅雨入りの兆候は見られないのだとか。
台湾に住んでいたころ、ローカルの人に「梅雨はいつごろから?」と聞いたら、ある人は「4月初めからもうずっと梅雨だ」というし、別の人は「日本のゴールデンウイークの頃からかな」というし、あまり要領を得ません。日本人なら大いに気にする梅雨入りとか梅雨明けをたいして気にしていないみたいです。
それは、亜熱帯地域なので、別に梅雨でなくても雨が多いし、日本の梅雨のようにしとしと降るわけではなく、ザーッと激しく降るので、夏場の夕立やスコールとも大差ないので、日本ほど梅雨を意識しないためなのかもしれません。
でも、お茶を栽培していると、梅雨入りは気になるようです。春茶の摘み取りシーズンは4月から5月、摘み取り前に雨が多いと、茶葉がよけいに成長してしまいます。
茶摘みのときに雨降りだと、良いお茶が摘めないので、梅雨入りが早すぎると、茶摘みの時期が短くなってしまいます。
今年はまだ梅雨入りの兆候がないので、茶摘みのシーズンは無事まっとうできるでしょうか、台湾の茶農たちは空とにらめっこしながら、茶摘みの段取りに精を出しているところです。